現在はジャニーズ事務所の性加害問題の話題ばかりですが、
1年前は、この話題でもちきりでした。安倍晋三元首相の国葬の是非です。
今回のドキュメンタリー映画は、国葬の当日、2022年9月27日のたった1日です。
東京、山口、京都、福島、沖縄、北海道、奈良、広島、静岡、長崎の全国10都市にカメラを向けて、
その当日、わたしたちはどんな思いを抱えていたのかを映し出しています。
世論調査では国葬には賛成4割、反対6割、その結果に大島さんは懐疑的だったと言います。
この結果にはグラデーションがあるのではないか、
つまり「どちらかといえば反対」「どちらかといえば賛成」「無関心」・・・。
そんなニッポンを取り巻く空気を、大島さんは映し出したかったと言います。
デモに参加し、最後まで国葬への反対を表明する人、
国葬に花を手向け、手を合わせる人はニュース映像などで拝見していましたが、それはごく少数・・・。
周りの顔色をうかがい、政治の話はタブー視して意見を表明しない人、
国が決めたことだからとデモを批難する、いわば報じられることのない意見も生々しく捉えられています。
しかしそんな姿も、どこか和を重んじる日本らしさのように感じます。
果たして、これでいいのでしょうか?
世界情勢も含めて禍々しいものが増えて、きな臭い空気を肌で感じます。
すさまじい情報が目の前を通り過ぎるだけではなく、
わたしたちが何を考えて、何を思って、どんな感情で捉えていたのか。
1年前を振り返る機会を与えてくれる映画となっています。
映画「国葬の日」は、西区横川の「横川シネマ」で、
11月3日(金)まで公開予定です。
現在製作中の『わたしかもしれない(仮)』という映画があります。
婦人科受診の大切さを伝える、という趣旨の映画です。
映画の発起人でプロデューサーを務められ、
気象予報士としておなじみ、千種ゆり子さんにお話を伺いました。
現在は、映画製作のためのクラウドファンディングも実施されています。
実は、この映画製作には、千種さんの体験が大きくつながっています。
26歳の時に「早発閉経」と診断され、不妊治療も経験された千種さん。
ご自身の経験を公表することで、
婦人科受診の大切さを知ってほしいと仰います。
早発閉経とは、40歳未満で閉経することで、
100人に一人いる、と言われています。
卵子が排卵されない状態なので、
自分の卵子での妊娠が難しい、という不妊症の一つです。
自身の経験が、誰かの参考になれば、婦人科受診のきっかけになれば、
という思いを以前から持たれていた千種さん。
婦人科受診のきっかけに、身近な人との会話があるかも、と感じ、
知ってもらう一歩として、映画製作や、
クラウドファンディングをしようと決心されたそうです。
映画は、先日キャストの皆さんと顔合わせが行われ、
千種さんは、初めての映画製作ということで、
忙しい毎日を過ごしているそうです。
映画の公開は、2025年春、試写会は来年夏を予定されています。
来週14日(土)までを期限に、
映画のクラウドファンディングを実施中です。
現在は目標金額を達成され、
支援者300人を目指して、NEXT GOALに取り組まれています。
気になった方は、クラウドファンディングサイトCAMP FIREで
「わたしかもしれない(仮)」で検索してみてくださいね。
人口7000人弱、庄原市東城町にあります「ウィー東城店」は、
佐藤さんのお父様が1998年に創業した、およそ100坪の本屋さんです。
お父様の薦めもあり、佐藤さんは名古屋で修行していましたが、
お父様から突然「すまんけど、みんなが辞めてしまうから、広島に帰ってきてくれ」と
連絡があり、佐藤さんは急きょ、ウィー東城店の店長となりました。
店内は、ラインナップのセンスがキラリと光る雰囲気、
隅々まで目が行き届いていて、フェアも充実しています。
そして店内では地域の特産品、化粧品、なども販売しています。
これらはすべて、常連さんの声を反映させて出来上がったものです。
ラジオの修理、不登校の子ども達の働き口、
様々な地域のお困りごとを、佐藤さんは跳ね除けることなく、丁寧に対応してきました。
利益が出るからではなく、お客さんがほしいから作る。それが本屋を経営的に助けていくことになりました。
石の間に敷き詰める砂のように、地域へ還元を繰り返す。
気づけばたくさんのファンが集い、お店は黒字経営となりました。
もちろん人情だけでは商売はできません。
海外に向けての本の販売や、コインランドリーなど、
戦略的に動いている側面もあります。
ただ、佐藤さんは他人のパイを奪うことはしません。
町に必要なものを提供する。そのために知恵を絞ることを惜しみません。
去年の3月、ウィー東城店には佐藤さんに代わって、新しい店長が誕生しました。
若い人たちが楽しい!と思える場所にするのが大事で、
お店を譲ることで、新たな価値を新たな世代が生み出していく。
そんな信頼を基に、ウィー東条店が続くことを佐藤友則さんは願っています。
お付き合いすると以前はお見合い、平成は合コンでしたが・・・。
今は違います。主流にもなりつつあるのが、マッチングアプリです。
なんと利用者は、大手10社を総合するとおよそ5800万ダウンロード!
5組に1人はマッチングアプリで出会った方となるようです。
今回は朝日新聞出版から出ている「マッチングアプリ症候群」の著者、
速水由紀子さんにお話をうかがいました。
ここまでマッチングアプリが主流となった背景としましては・・・
・コロナ禍で出会いの場が少なくなった
・合コンを不得手とする人も多い(盛り上げベタ/にぎやかな場所が苦手…)
などがありますが、
その中でもマッチングアプリを使う最大のメリットは、
恋愛モードでは、過去を詮索することができない中で、
アプリは恋愛からはじまらない(=自分の要望からはじまる)ため、
間違いがない「選択」をすることができる。
イマドキの言葉で言えば、「タイパがいい」ということにもなるようです。
それだけ気軽に出会えるため、
結婚が目標ではなく、とにかく相手と出会うことが止められない「マッチングアプリ症候群」になることも…。
速水さんによると、自分に自信がない自己承認欲求の高い人は、
どちらかといえばマッチングアプリにハマりやすい傾向にあるようです。お気をつけて。
言ってしまえば、アプリなのでバレなければなんでもアリ。
周りにそしらぬ顔をしながら、いわば裏の顔を持つことができる世界でもあります。
新たな形の出会い、その世界は果たして蜜の味となるのでしょうか・・・。
東林館高等学校理事長 喜田先生の親子教育相談所。
今月のテーマは「子育ての孤独」でした。
子育て中の孤独感は、女性の半数ほどが感じているそうです。
ワンオペ育児で、なかなか自身が休めなかったり、
論理的思考の仕事と、感情的な世界の子育てとで、
話がかみ合わないことが、孤独感に拍車をかけてしまうことも。
この孤独感をなくすには、
パートナーやご家族の協力が欠かせません。
また、ご自身で誰かと語り合える状況を作ったり、
子育てサロンのようなコミュニティに顔を出してみたり、
といった方法があります。
また、子育てがしんどくならないように、レスパイト=小休止すること、
人によっては、SNSから離れてみるのもいいかもしれませんね。
詳しくは「こちら」をチェック!