つどいのひろば


お寺の掲示板の言葉、足をとめてみたくなるものがありますよね!
今日は、掲載している方に聞いてみようということで、
中区八丁堀にある、浄土真宗 超覚寺の 
和田隆恩住職にお越しいただきました!

4月1日に行ったナチュラリスト企画会議、リスナーさんから
お話を聞きたい人としてお名前が挙がった和田住職!
岡さんも超覚寺の掲示板、気になっていたそうです!

和田住職が超覚寺のご住職となったのは、2012年の春。
30歳で脱サラして広島に来られたそうです。
八丁堀という街中にあるお寺として、
地域の方ともつながるような取り組みもなさっています。

今日は、和田住職のお気に入りの言葉や
リスナーさんから送っていただいた、印象的な言葉など
ご紹介しながら、お話を伺いました。

掲示板の言葉、考えているのは、なんと和田住職お一人!
書くのもすべて住職がされているとか!
基本的に、1日に2枚、貼られています。
その日にどんな言葉にしようか考えるのではなく、
1年分ほど言葉をストックされているそう・・・!
1週間分まとめて書いているとのことでした。

必ずしも和田住職に刺さった言葉ではなく、
これはどうだろう、と思いながら選ばれることも。
今は年に700以上も書かれているため、気楽に取り組んでいるそうで、
思いもよらない反響をいただくこともあるとか。
これまで書かれたのは、ざっと数えてもなんと3000以上・・・!

地域的にお寺の前を通らない方も、SNSでご覧になれますよ!
FacebookやInstagramで「超覚寺」と検索してみてくださいね!



新年度が始まって、ひと月が経ち、今日からGW!
そんな今、体のこと、心のこと、少し気にかけてみませんか?
漢方上級スタイリスト、養生薬膳アドバイザーの
深川亜希さんにお越しいただきました!

この時期に整えておきたい、2つのポイント、教えてもらいました!

一つ目は、春ならではの「ゆらぎ」に対応できるメンタル。
新しい生活が始まる春は「ゆらぐ」時期だそうで、
特に今年はコロナのこと、G7のこと…
予定が定まらないことも間々ありますよね。
そんな時に唱えたいのが「ダイジョバン」!
私、大丈夫じゃないよー!と誰かに聞いてもらいましょう。
自分のことだけじゃなく、周りの人のことも気にかけてみてください。
お子さんも、新生活でちょっとバテてしまっているかもしれません。

食に関しては、頭で考えるのではなく、
食べたい!と思ったら食べてしまうことも大事だそうですよ~
ゆる~く生きていきましょう~
  
二つ目は、湿気の季節・梅雨が来る前に、水はけのよい身体づくり!
水は、闇雲に飲めばいいものではないのです…!
自分に合った量を、自分で見つけること。
水分は毛穴からも勝手に入ってくるので、適量は人によって違います。
そして、汗をかく準備をしておくこと。
汗腺を使って、鍛えておくといいんだそうですよ。

お話いただいた内容はもちろんですが、
岡さんにとっては深川さんと話す時間こそが癒しになったようです~

今日のお話、もっと知りたい!という方は、
深川さんの著書『養生薬膳の食卓』もチェックしてくださいね!



心身ともにやる気満々を保つ方法、あるなら知りたいですよね。
今日のつどいのひろばは、
そんな最大限の力を発揮する方法について、
近畿大学医学部講師で、脳科学者の生塩研一さんに伺いました!

生塩さんの著書にもある「究極脳」。
脳の最大限のパフォーマンスを引き出した状態です。
やる気を出すうえで大切なのは、
「やる気」に頼らないよう、考える前にやってみること。
始めることでエンジンがかかり、
やることをイメージしてやる気につながるんだそうです。

脳の司令部は飽きっぽいそうですが、
それをサポートするのが「快楽中枢」と「恐怖中枢」。
ほめられると快楽中枢が活性化し、
締切など、焦ると恐怖中枢が活性化するので、
この2つ上手く使うといいパフォーマンスが発揮できる、とのことでした。

さらに、上司が好きになれない、寝る前のスマホがやめられない、
職場の人を好きになってしまった、など
日常的な悩みも「究極脳」で対応できるのかを教えてもらいました!

生塩先生によると、脳にとって大切なのは、運動と睡眠。
体の健康を保つのにも、同じことが言えますね。

「究極脳」についてもっと知りたい!という方は、
生塩研一著『究極脳の作り方』(彩図社)をご覧ください!


毎月第三土曜日のつどいのひろばは、
東林館高等学校理事長 喜田先生の親子教育相談所。
今月のテーマは「教育のデジタル化」でした。

先月28日、文部科学省は、
2024年度から小学校で使われる教科書の検定結果を公表しました。
その中で、検定に合格したすべての教科書にQRコードが記載され、
デジタル対応が進展していることが、
新聞でも一面で取り上げられるなど、大きく話題となりましたね。

社会に合わせて、教育もデジタル化していくことは、
子どもたちにどんな影響を与えていくのでしょうか。

デジタル教科書の内容や、
デジタル化の進め方、メリットやデメリット、
児童・生徒の対応、保護者や先生はどうしていくのか、など、
喜田先生に詳しく伺いました。

詳しくは「こちら」をチェック!



中区基町のひろしま美術館で開催中!
「ピカソ 青の時代を超えて」展に行ってきました!
学芸員の森静花さんに案内していただきながら、
ピカソの画家人生をめぐるという、とても贅沢な環境…!
皆さんにもその雰囲気を味わっていただこうと、一部お送りしました。

特別展のタイトルにもなっている「青の時代」は、
ピカソが20~23歳くらいの頃の作品です。
彼の原点はここにあるのでは、それを解き明かす展示となっています。
また、近年行われている、絵画の科学調査も特別展の見所の一つ。
作品の横にある解説もあわせて、ご覧くださいね。
ちなみにこの青の時代、岡さん・森さんは「圧がある!」と仰ってました。



続いては「キュビスム」の作品が並んでいます。
「CUBE(立方体)」が語源で、独特な立方体のような描き方です。
作品の中には、岡さんが「岩山?」というような女性像も。
さまざまな角度からの見方を、一つの画面に統合した表現で、
ピカソは売れっ子作家となっていきます。

その次は、古典派に戻って行った頃の作品。
家族ができたり、何人もの女性と関係を持ったり…
ピカソのその時の状況が反映された絵がたくさん並びます。

そして最後の部屋には、ピカソ晩年の作品が展示。
面白い展示方法がされているので、現地で確認してみてくださいね!
晩年を迎えても、なおエネルギッシュだったピカソ。
森さんも、展覧会の準備をされる中で、
同じように語れる人はいない、だから20世紀最大の巨匠と言われるんだ、
と改めて実感した、とお話されていました。

特別展「ピカソ 青の時代を超えて」は、ひろしま美術館で、
5月28日(土)まで開催中。ぜひ訪れてみてくださいね!



そして、ひろしま美術館の玄関前にある、
ピカソの次男・クロードさんから寄贈された
マロニエの木の鑑賞もお忘れなく!



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