今週は、中国新聞セレクトに紹介されている、
「農家直伝 ひろしまレシピ」についてご紹介。
ご紹介したのは、15日(日)に掲載された
高野町野菜組合のレシピ「ダイコンの天ぷら」です。
高野町野菜組合 組合長の天根公昭さんに伺いました。
Q 庄原市高野町のダイコンの生産の規模はどのくらい?
どんな特徴がありますか?
・高野町野菜組合だいこん部会では、23戸がのべ31haで栽培している。
・庄原市高野町では、冷涼な気候と火山灰土が堆積した
「黒ボク土」と呼ばれる肥えた土壌でダイコンを栽培している。
粒子が小さく、保湿性が高い土で生育するため、
みずみずしくて肉質がきめ細かい、しゃきっとした歯触りが特徴。
Q 出荷はいつからいつまでですか?今年のダイコンの出来は?
・ダイコンは種をまいて2ヶ月くらいで出荷する。
高野町では、4月に種まきがスタート、8月終わり頃まで続く。
4月に種まきしたダイコンが6月中旬に出荷、
11月中下旬頃まで出荷が続く。
・ダイコンは朝の3時頃から抜いている。
今からの時期は、寒暖差が大きくなるのでよりおいしくなる。
・今年は暑さが厳しかったので、ダイコンが作りにくい気候だった。
Q 「ダイコンの天ぷら」の材料・レシピを教えてください!
・レシピは2人分でご紹介します!
材料は、ダイコン200g、のり6枚(ダイコンを包む数だけ)、
薄力粉50g、マヨネーズ大さじ2、水75〜80ml、揚げ油適宜、
めんつゆ(天つゆ用)適宜、ショウガのすりおろし少々
をご用意ください。
【レシピ】
1.ダイコンは皮をむき、拍子木切りにする。
キッチンペーパーで水分を拭きとる
(ダイコンの大きさによって、半月切りやいちょう切りでもよい)。
2.薄力粉、マヨネーズ、水をボウルに入れて軽くかき混ぜ、衣を作る。
3.切ったダイコン3〜4個をのりで巻き、衣をつける。
4.170度に熱した油に入れ、衣がカリッとするまで揚げる。
5.器に盛り、お好みで天つゆ、すりおろしたショウガを添える。
Q 調理のポイントを教えてください!
・ダイコンは歯ごたえを残しつつ、
早く火が通りやすい厚さに切ること。
・おでんのように、味を染み込ませたダイコンを天ぷらにしても。
ニンニク、ショウガ、醤油でダイコンに下味をつけて揚げても。