岡佳奈がラジオリスナーの皆さんと一緒に農業や地産地消、食などを学びます。
広島の旬な野菜や果物などの情報や、美味しい野菜や果物の食べ方。農業の楽しさや大切さなど楽しい雰囲気でお送りするコーナーです。
リスナー皆さんからの身近にある食や農業についてのお便りも受け付けています。
『ニンジンが苦手な我が家の子どもはこういう工夫をすると食べる様になりました』
『産直市でこんなもの見つけました!』
『家庭菜園で子どもと野菜を作っているんだけど上手な育て方教えて!』
『農業の楽しさや大変さ』などなど、質問やほのぼのネタまで幅広く受け付けます。
(※週によっては、お便りテーマがあります)
時には専門家のアドバイスを交えながら農業に関する疑問を解決したり、ちょっとためになる話題が満載です。
是非お聴き下さい。

2024.09.28 (Sat) OA

今週は、中国新聞セレクトに紹介されている、
「農家直伝 ひろしまレシピ」についてご紹介。
ご紹介したのは、15日(日)に掲載された
高野町野菜組合のレシピ「ダイコンの天ぷら」です。
高野町野菜組合 組合長の天根公昭さんに伺いました。

Q 庄原市高野町のダイコンの生産の規模はどのくらい?
 どんな特徴がありますか?
・高野町野菜組合だいこん部会では、23戸がのべ31haで栽培している。
・庄原市高野町では、冷涼な気候と火山灰土が堆積した
 「黒ボク土」と呼ばれる肥えた土壌でダイコンを栽培している。
 粒子が小さく、保湿性が高い土で生育するため、
 みずみずしくて肉質がきめ細かい、しゃきっとした歯触りが特徴。
 
Q 出荷はいつからいつまでですか?今年のダイコンの出来は?
・ダイコンは種をまいて2ヶ月くらいで出荷する。
 高野町では、4月に種まきがスタート、8月終わり頃まで続く。
 4月に種まきしたダイコンが6月中旬に出荷、
 11月中下旬頃まで出荷が続く。
・ダイコンは朝の3時頃から抜いている。
 今からの時期は、寒暖差が大きくなるのでよりおいしくなる。
・今年は暑さが厳しかったので、ダイコンが作りにくい気候だった。

Q 「ダイコンの天ぷら」の材料・レシピを教えてください!
・レシピは2人分でご紹介します!
 材料は、ダイコン200g、のり6枚(ダイコンを包む数だけ)、
 薄力粉50g、マヨネーズ大さじ2、水75〜80ml、揚げ油適宜、
 めんつゆ(天つゆ用)適宜、ショウガのすりおろし少々 
 をご用意ください。

【レシピ】
1.ダイコンは皮をむき、拍子木切りにする。
 キッチンペーパーで水分を拭きとる
 (ダイコンの大きさによって、半月切りやいちょう切りでもよい)。
2.薄力粉、マヨネーズ、水をボウルに入れて軽くかき混ぜ、衣を作る。
3.切ったダイコン3〜4個をのりで巻き、衣をつける。
4.170度に熱した油に入れ、衣がカリッとするまで揚げる。
5.器に盛り、お好みで天つゆ、すりおろしたショウガを添える。

Q 調理のポイントを教えてください!
・ダイコンは歯ごたえを残しつつ、
 早く火が通りやすい厚さに切ること。
・おでんのように、味を染み込ませたダイコンを天ぷらにしても。
 ニンニク、ショウガ、醤油でダイコンに下味をつけて揚げても。

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