おひるーなブログ


今日のおひルームは、広島の宝、「ミヤジマトンボ」のお話。

昨年、国の絶滅危惧種ミヤジマトンボをはじめ、

希少な昆虫の保護に取り組んできた功績が評価され、環境大臣賞を受賞された

広島市森林公園こんちゅう館の主任技師 坂本充さんにお越しいただきました!

 

広島ドラゴンフライズのロゴのモチーフにもなっているミヤジマトンボ。

シオカラトンボの仲間で、日本では1936年の発見以来、宮島でしか確認されていません。

名前に「ミヤジマ」とありますが、実は宮島で発見される25年前、

1911年に、中国南西部の広東で既に発見されていたそうです。

 

潮汐湿地という、潮の干満で海水が定期的に流れ込む、特殊な湿地に生息するミヤジマトンボ。

これまで生き残ってこれたのは、宮島という「神が宿る島」の環境が大きく関わっています。

2005年9月に「ミヤジマトンボ保護管理連絡協議会」が発足されて保護活動を始め、

日本産トンボで生息状況の科学的データが最も多く、正確に把握されているそうです。

さらに、生息地は2012年に、ラムサール条約湿地として登録もされました。

 

2013年ごろから、イノシシによる湿地の破壊が始まりましたが、

協議会の対応で、現在の生息状況は安定しているそうです。

いまは、もともとの生息地とは別の場所に潮汐湿地の環境を作り、

その湿地が卵から成虫へ育てる力があるかという調査がされています。

 

数百万年前に生まれ、瀬戸内海にやってきたミヤジマトンボ。

これからも、その姿を見続けられるよう、守っていきたいですね。


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