おひるーなブログ


ゲストコーナー「おひルーム」

『チョコレート博士』こと、

広島大学名誉教授の佐藤清隆さんをお迎えしました。

 

日本のチョコレートの歴史に燦然と名を記す佐藤さん。

2021年4月号で福音館書店から

月刊「たくさんのふしぎ ひと粒のチョコレートに」という絵本が発売。

その絵本が、単行本として、10月4日に発売になりました。

 

絵本のイラストを担当したjunaida(ジュナイダ)は

今年、『怪物園』で国際児童図書評議会ピーターパン賞を受賞し、

美術館での初の大規模展『イマジナリウム』で、

現在、全国を巡回している人気の画家でいらっしゃいます。

 

そのjunaidaさんが、

佐藤さんを含めたチョコレート専門家がうなる、

この絵本でしか表現できていないイラストがあるそうです。

それが、「カカオの豆の発芽のシーン」や

「ミルクチョコレートの中がどうなっているかが分かる絵」です。

佐藤さん曰く、

「とくに、ミルクチョコレートの成分の絵は、

科学的に正確なだけでなく、

夢がいっぱいある素晴らしい絵になっている。

チョコレート専門家に事前に見せたら、

『ワーッ、すごい』と声を上げてうなったいた。

この絵を見るだけでも、

チョコレート好きには感動の瞬間だろう」と

話していらっしゃいました。

 

多くの国々の方に、この絵本を見てほしいと、

外国語版の制作が進んでいるそうです。

 

そして、この絵本の読み聞かせ・ワークショップが

10月下旬から11月にかけて開催されるそうです。

 

チョコレートが溶けてしまいそうなくらいの熱量で

いつもお話をしてくださる佐藤さん。

お話を聞いている私も楽しい気持ちにさせてもらっています。

 

ぜひ、radikoのタイムフリーでお聴きください!

 

(写真)佐藤さんと田口さんが持っている本が、

    今回発売された単行本です。

 

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