おひるーなブログ

RCCラジオでは、健康をテーマにしたラジオキャンペーン、

「広島家族。元気じゃけん いきいきプロジェクト」に取り組んでいます。

水曜日のおひるーなの14時台では、このキャンペーンと連動して、

『ヘルスケア』をテーマにお送りしています。

 

きょうのテーマは「メンタルヘルス・ファーストエイドを知ろう」。

スタジオには、働くこころとからだの健康を無料でサポートしている

独立行政法人 広島産業保健総合支援センターの寺村清美さんにお迎えし、

お話を伺いました。

 

「メンタルヘルス・ファーストエイド」とは、

メンタルヘルス(心の健康)の問題を抱える人に対して、

専門家による支援の前に、提供する支援のことで、日本語訳は「こころの応急処置」。

私、イシバシは初めて聞く言葉ですが、世界的に広がりを見せているそうです。

例えば、アメリカでは、オバマ元大統領夫人が、

メンタルヘルス・ファーストエイドの普及のための大規模キャンペーンを実施したしたり、

イギリスでは、英国王室のウィリアム王子なども、活動の支援をするなどしているそうです。

 

寺村さんの話によると、

・メンタルヘルスの問題は、よくあること。

・例えば、うつ病は、15人に1人がなる可能性があるといわれている。

・将来、自分の身近な人が精神的に不調になる可能性は、実は低くない。とのこと。

 

さらに、

・ある調査では、精神疾患の発症から6カ月で受診した場合は、半数以上が回復するというデータがある。

・だからこそ、早期の対応や早期の受診が、病からの回復を促進する。

・一方で、メンタルヘルスの問題には、自分に支援が必要なことに気づかなかったり、

 必要ないと思ったりする場合もある。

・そのため、周りの人が、心の不調に気づいて、支援することが大事。ということだそうです。

 

メンタルヘルスの相談に関しては、

「広島産業保健総合支援センターへ問い合わせてください」と寺村さん。

「広島さんぽセンター」と検索すれば、

産保センターのHPに「お問い合わせ」のページがあるそうです。

 

「メンタルヘルス・ファーストエイド」に関して気になる方は、

radikoのタイムフリーでお聴きください。

 

 

イシバシ マコト


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