広島家族。元気じゃけんいきいきプロジェクトとは?

近年、広島県内では、従業員の健康を守る
「健康経営®」に取り組む企業が増えてきています。

一方で、広島県の健康寿命は男性71.97歳(全国27位)、
女性73.62歳(全国46位)と低位にあります。
また、特定検診の実施率も全国平均を下回り、
広島県民の健康に対する意識は決して高いといえないのが現状です。

そこで、RCCラジオは
広島市の健康づくり計画「元気じゃけんひろしま21」とタイアップ。
ラジオを通じて、リスナー1人1人の健康に対する意識を高めるとともに、
健康経営に取り組む企業の輪を広げようという取り組みです。

【健康経営とは?】
従業員などの健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること。
健康経営を行うことは、生産性や従業員の創造性、企業イメージの向上などにつながると期待されています。

​​​​​​※​「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

出演:広島元氣いっぱいプロジェクト 岩崎浩美さん

  RCCラジオ(月)~(金)11:40~「おひるーな」内で放送中。
  平日午後2時、決まった時間に流れるラジオトレーニング。
  デスクで座ったまま、
  あるいは停まった時に車中できる簡単トレーニングを
  動画付きで詳しくご紹介します。


出演:静岡県立大学食品栄養環境科学研究院 
   茶学総合研究センター 特任教授 中村 順行さん

Q お茶の種類と違いについて教えてください。
⇒・お茶はCamellia sinensisというツバキの仲間の植物の芽を加工して作られる。
 ・新芽を摘んだ後、すぐに酵素の活性を止めたものが緑茶。
  酵素の活性を十分に活かしたものが、発酵と呼ばれるもので紅茶になり、
  お茶全体の70%を占める。その途中で止めた半発酵茶が烏龍茶。

Q 茶葉の酵素の活性の程度で味や香りがあれだけ変わるんですね。
  緑茶の中でも味が大きく違いますよね。
⇒・酵素の活性の止め方で、蒸気で蒸したものが日本の緑茶。釜で炒って止めたものが中国の緑茶。
 ・世界的には緑茶の95%は中国の釜炒り製緑茶。
  日本の緑茶は4%程度で幻に近いもので、お茶全体の中の1.2%に過ぎません。
 ・日本の緑茶の中に、抹茶、玉露、煎茶、番茶などがあります。

Q お茶には体に嬉しい成分もいろいろありますよね。詳しく教えてください。
⇒・お茶には他の植物には見られない渋みの素であるカテキン類とアミノ酸の一種であるテアニン、さらにはカフェインがある。
 ・カテキンは強い抗酸化作用があり、抗がん、抗肥満、抗菌、抗アレルギー作用など多くの機能性
 ・テアニンはホッとする作用。興奮抑制、リラックス効果、脳・神経機能を調節などなど
 ・カフェインは覚醒作用、強心、代謝促進作用などなど
 ・その他、不溶性のビタミンE、ビタミンA、ビタミンCなど多く含まれています

Q 普通に急須でお茶を淹れたら、すべての成分が摂れるんですか?
⇒・急須で淹れた時の浸出液に出てくる成分と溶け出さない成分があり、
  溶け出さない成分は抹茶や粉末茶として摂取できます。

Q 広島も緊急事態宣言が出され、緊張した毎日が続く・・・
  リラックスする際にお勧めのお茶の種類や入れ方があれば教えてください。
⇒・お茶‼ 飲んでほっとしませんか? ホッとする成分はアミノ酸の中のテアニンの効果です
 ・テアニンを摂取するとα波が多く出て、リラックスできます
 ・日本茶は、お茶の種類のみならず淹れ方によっても浸出液の成分濃度を変えることができます

Q 気分が落ち込むこともありますが、そんなときにはどんなお茶を選べばいいのでしょうか?
⇒・気分が落ち込んだ時には中枢神経興奮作用のあるカフェインを摂取するのも良いです
 ・カフェインは上級煎茶に多く、熱湯で浸出しやすいため、高級茶を熱湯でさっと入れていただくことですっきりとしましょう
 ・仕事中にもシャキッとするためカフェインの多い上級煎茶はおすすめ。覚醒効果が期待できる。

Q お茶を飲むときに注意することがあれば教えて下さい。
⇒・お茶は好きな時に好きなお茶を好きなだけ飲むのが良いのですが、TPOに合わせて飲むと一段と美味しくいただけます。
 ・寝る前にはカフェインを多く含む上級煎茶や玉露を飲むと人によっては就眠の妨げになることも。
  そんな時には、玄米茶や低カフェイン茶の様なお茶を飲むことをお勧めします

Q まだまだ暑い日が続いていて、水分補給は欠かせません。
  自分に合うお茶をみつけて、美味しく頂きたいですね。
⇒・喉の渇きをいやすのは水でも良いが、心の渇きをいやすのはお茶が良い
 


出演:全国健康保険協会 広島支部 尾田 慎一さん

Q 全国健康保険協会=協会けんぽは、
  主に中小企業で働く人とその家族が加入する健康保険を
  運営されている団体ですよね?
 ⇒健康保険証(水色)の発行、
  各種健康保険の給付や健康診断、保健指導を実施している。
  特に「健康経営」を広島県内の中小企業に広める活動をしており、
  企業のサポートに力を入れている。

Q 協会けんぽ広島支部では、県内で健康経営を広めるために、
 「ひろしま企業健康宣言」制度を展開されていますよね?
  改めてどんな制度か、教えてください。
 ⇒健康経営を始める第一歩として、ひろしま企業健康宣言の
  エントリーシートを提出いただくことで、
  自社が健康経営に取り組む企業であることを社内外に宣言してもらう。 
  実際に健康経営に取り組んでもらい、
  チェックシートに基づき1年間を振り返ってもらう。
  その結果を踏まえて、一定の基準を充足されたら、
  協会けんぽ広島支部が健康経営にしっかり取り組めている企業ということで
  「健康づくり優良事業所」として認定する。

Q 健康経営を始める第一歩の制度というイメージですね?
  昨年度の取組状況を踏まえて、
  「健康づくり優良事業所」に認定された企業に対して、
  今月、認定証を送られたそうですね。
 ⇒昨年12月31日までに「ひろしま企業健康宣言」に
  エントリーされた事業所を対象に、
  今年の5月に健康づくりの取組みを振り返るためのチェックシートを送付。
  その結果、認定基準を満たした749社に「健康づくり優良事業所」として
  認定証を送付。認定証に表示された★の数が多い(最高は5つ星)ほど
  チェックシートの点数が高い。
  つまり、より健康経営にしっかり取り組んでいるということ。
  応接室や会社のホームページに掲載してもらうことで、
  健康経営に取り組む企業だとPRに活用いただくこともできる。

Q スタジオにチェックシートがあるんですが、たくさんの項目があるんですね。
  これを今年度、来年3月までに一定基準をクリアすれば、
  来年、「健康づくり優良事業所」に認定してもらえて、
  認定証がもらえるんですね?
 ⇒今回、幅広く健康づくりに取り組んでもらえるよう、質問項目を整理し、
  100点満点のうちどれだけできているのか、
  わかるようにチェックシートを変更。
  チェックしながら、まだできていない項目があればぜひ取り組んでもらって、
  高い点数を目指して、継続的に健康経営に取り組んでほしい。

Q すでに健康経営に取り組んでいる企業が次に目指すのは、
  経済産業省などの「健康経営優良法人」の認定ですよね。
 ⇒「健康経営優良法人」認定とは、国(経済産業省)と日本健康会議が、
  特に優良な「健康経営」を実践している大企業や中小企業を顕彰する制度で、
  全国的にPRすることができる。
  昨年度、健康経営優良法人2021の中小規模法人部門で認定されたのは全国で7,934社。
  そのうち、広島県は148社。岡山県では246社認定されており、
  広島県ではまだまだ認識が低く浸透していない。
  健康経営を取り組んでいる企業は是非申請をお願いしたい。

Q 健康経営優良法人2022の申請が間もなく始まるそうですね?
 ⇒健康経営優良法人2022の大規模法人部門・中小規模法人部門ともに
  8月30日から受付開始し、申請期間は10月下旬までの予定。
 (※経済産業省のHPよりスケジュールが確定した場合は変更あり)。
  経済産業省のホームページから申請受付が行われる。

Q 健康経営優良法人の申請にあたって、
  協会けんぽ広島支部からどのようなサポートをされるのですか?
 ⇒今回初めて、ひろしま企業健康宣言にエントリーされた事業所に対して
  「健康経営優良法人サポートブック2022(中小規模法人部門)」を
  9月中旬頃にお送りする予定。
  評価項目について、わかりやすく説明しているので、
  健康経営優良法人の取得に向けて、是非参考にしていただきたい。
  これから、健康経営に取り組みたいという中小企業の方は是非、
  「ひろしま企業健康宣言」にまずはエントリーをしていただきたい。
  なお、健康経営優良法人の申請には、健康宣言のエントリーが必要。
  また、健康経営に関するサポートページを開設しているほか、
  協会けんぽ広島支部のHPでも順次情報を掲載するので参考にしてほしい。


出演:日本健康運動指導士会広島県支部 副支部長
   メディカルフィットネスB-1 健康運動指導士
   松本直子さん

Q 働く世代の運動不足というのはこれまでも大きな問題とされていましたよね?
⇒・2018年WHOでは世界の14億人の成人(4人に1人、日本人については3人に1人)が
  深刻な運動不足で、「ガン、心血管疾患、糖尿病など非感染性疾患を招くことになる」と警告。
  身体活動に関する世界行動計画を発刊し、「2030年までに身体不活動を15%減少」と目標を掲げた。
  新型コロナウイルス感染症が広がる以前の時点で「動かない」ことへの健康被害があった。

Q 新型コロナウイルスの感染拡大で、外出自粛やテレワークもあり、
  さらに運動不足は深刻な状態になりました。
  健康へのいわゆる「二次被害」も懸念されると思うのですがいかがでしょうか?
⇒・新型コロナウイルス感染拡大前よりも更に
 「身体活動・歩数の減少」や「座位時間の長時間化」が増え、健康被害が深刻化。
・以前より日本人の座位時間の長さは突出しており、1日7時間。20か国の中で一番長い。
・健診でご自分の健康状態を把握され、血圧、血糖値、コレステロール、肥満など
 生活習慣病の予防対策をされていた方も、全く今までに何も健康上、心配することがなかった方も、
 コロナ禍における身体不活動によることが原因で
 「がん 心血管疾患、糖尿病、慢性肺疾患、肥満、免疫力低下、メンタルヘルスなど」の
 健康二次被害が懸念されている。

Q 運動不足による健康二次被害を予防するには、まず何に気を付けたらいいのでしょうか?
⇒・コロナ感染予防対策はしっかりと実施しながら、
  健康二次被害対策を同時並行で行う必要がある。 
 ・日ごろから自分の体の状態を知らなければ、
  いわゆる生活習慣病=基礎疾患があるかが把握できないので、必ず受診を。

Q ついつい健康診断を受けて満足するってことありますよね・・・
⇒健康診断受けたのだから、大丈夫・・・ではなく、
 健康であっても課題があっても、
 適切な運動をしなければ健康二次被害を防ぐことは難しくなる。
 先ほど述べたWHOの指針についてもですが、日本も国、日本医師会、
 日本健康運動指導士会が運動不足による健康二次被害を予防するために運動の指針を出している。

Q どんな運動すればよいのか、具体的に教えてください。
⇒年代別にありますが、一部紹介しますと、成人高齢者の場合
 ①中強度の有酸素運動を一週間150分以上~
 ②週2日の筋力づくりトレーニング
 ③座りすぎない 座位時間は短く。30分以上座りすぎない

・特に「座位時間が1日に11時間以上座っている人と4時間未満の人との比較では
 死亡リスクが40%も高まることも示している。
・テレワーク、TV観戦など座る事が多く、特に座位時間が長い日本人は
 「30分以上座り過ぎない」。
 例えばスマホ機能を利用して、30分毎にブルっと震えるように設定しておくなどで、
 まずは、意識的に立ち上がる、体を動かす環境にしていく。
 これだけでも、座りすぎによる健康リスクを軽減する。
・広島市の元気じゃけんでは「プラス10」の運動を推奨。
 約1,000歩程度、距離にして1㎞相当ですが、
 市民の方が「今より10分多く動かす」ことで、健康寿命を伸ばすことになる。

Q 「プラス10」の運動とありましたが、どんな運動がおすすめですか?
⇒・身体不活動を防ぐ事から始めればよい
  30分毎に立ち上がる。そこで、かかと上げ下げ=カーフレイズを20回3~5セットおこなう。
 ・座ったままでいると、骨盤や背中が丸くなり、肩こりや腰痛を引き起こす。
  胸椎の動きが悪くなり肺の周りの呼吸筋が硬くなること、
  座りっぱなしで横隔膜が動かなくなることで肺の機能が低下し酸素供給量が減る。
  深い呼吸がおこなえるように胸椎を広げます。立ち上がって、腕を後ろで組むなどして、
  胸椎周囲のストレッチなども入れる事です。
  座って行うこともできますが、極力立ち上がることをお勧めします。
  階段上り等も勿論効果があります。

Q やったらいいというのはわかっているのですが、なかなか続かなかったりしますよね。
  続けられるコツがあれば教えてください。
⇒・ルーティン化するようにしていく。
 「時間がないから運動できない」という声を耳にすることがありますが、
  今までの「運動」の概念を切り替えること。
  運動は得意な方がおこなうという考え方ではなく、
  自分のパフォーマンスを上げ自分の豊かな人生のために行うものであるという考え方へ。
 ・「座りすぎない」という事も運動。30分以上座りすぎないように、作業環境を整える。
  30分ごとにスマホが震える、姿勢が保てる椅子に座る、
  身近にタオルを置いてストレッチ。
 「歯磨きしながらスクワット」「テレワークしながら、カーフレイズ」
 「TVみながら腿上げ」などで、~ながら運動がお勧め。
 わざわざ時間を作らなくても働く人は労働時間の中に組み込むことが大切!


出演:東京都市大学人間科学部 学部長 早坂信哉教授

Qサウナとお風呂では大きく違いますが、サウナのメリットとはどんなところにあるのでしょうか?
⇒・お風呂と違って水圧・浮力がない。温熱効果だけ。
  負荷が小さいので、ミストサウナのように温度の低いサウナであれば体に優しい。

Q デメリットもありますか?
⇒・水圧がないのでマッサージ効果がない。浮力がないので、リラックス感もない。
 ・サウナの温度も問題。交感神経をあまりに強く刺激することは避けたい。
 ・頭があたたまりすぎるのはサウナの欠点。

Q サウナの温熱効果を高める入り方とは?
⇒・熱いのを好きな方が多いが、健康面を考えると
  ぬるめの60度くらいまでが体に負担がなく、いい。
  頭をあたためすぎないほうがよい。

Q サウナに入る上で注意することを教えてください。
⇒・人のまねをして無理をしないこと。自分の心地いいと感じる入り方をすることが大切。
 ・体を冷やすために急激すぎる温度変化にしない。
 ・べたべた汗がでるまで無理してはいることはしない。

Q 水分補給の仕方は?
⇒サウナに入る前にもコップ1-2杯の水分補給を
 何セットか行う場合は途中もコップ1-2杯の水分補給を
 飲むものは水でもよいがミネラル入り麦茶や牛乳、イオン飲料が体への吸収が良い。
 最近はイオン飲料に他の飲み物(オロナミンC)を
 ミックスさせる飲み方も流行っているようです。

Q 入浴についてもっと知りたいという方に、おすすめの本が出たそうですね?
⇒7月に山と渓谷社から「おうち時間を快適に過ごす入浴は究極の疲労回復術」を出版しました。
 入浴に関する最新研究結果の他、お家のお風呂で
 コロナ疲れを和らげる入浴方法など、今役立つお風呂の情報を満載しています。


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