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おひるーなプラス!~チチヤスの健康経営~

出演:チチヤス株式会社 
  総務部 部長 慶徳 直也さん

Q チチヤスといえば、やはりヨーグルトですよね!
⇒・1917年に日本で初めてヨーグルトを発売した会社。

Q チチヤス製品の強みはどんなところにあるのでしょうか。
⇒①乳本来のおいしさと独自の乳酸菌ブレンドで
  チチヤスならではの味わいを徹底追及
 ②子どもから大人まで幅広い層に人気のキャラクター「チー坊」は
  製品の強みの一つ。

Q チチヤスの従業員はどのくらいいらっしゃるんですか?
⇒・従業員数 約250人。男女比7:3。
 
Q 去年10月、「ひろしま企業健康宣言」を行い、
  健康経営をスタートされたそうですね。
  取り組まれたきっかけや背景について教えてください。
⇒・病気をきっかけに退職された社員の方がいたため
 ・年に1回行う意識調査や福利厚生に関するアンケートを実施した際、
  健康サポートを選択される社員が多数いたため。
 ・健康診断担当者が管理栄養士の資格を持っている。
  健康維持しないといきいき働けないとの思いから、
  ボトムアップで健康経営をスタート。

Q 宣言をみると、「受動喫煙対策」と「過重労働対策」が挙げられている。
  具体的にどんなことに取り組んでこられたのか?
⇒《受動喫煙対策》 
  健康増進法の区分に基づき、全ての事業場で屋内禁煙としている
 《過重労働対策》 
  毎月の安全衛生委員会において
  部署ごとに時間外の分析結果を共有・意見交換
  産業医の先生と連携し、長時間労働者には面談の機会を提供
  ノー残業デーの設置、
  広島工場において適切な生産計画による工場停止日の増加

Q ことし、「健康経営優良法人2023」に認定された受け止めをお願いします。
⇒「良い会社になろう」という経営方針のもと、
  認定取得に向けて取り組みを行ってきた。
  経営方針の目標の1つに「社員が好きになるチチヤス」という言葉がある。
  今後も社員がいきいきと働き、明るく前向きに挑戦する姿を通じて社会に貢献し、
  お客様に健康価値を提供し続けることで、
  社員からもお客様からも愛される企業を目指していきたい。

Q 健康経営をはじめて従業員の皆さんの反応は?
⇒・会社で毎年健康診断を受診できたり、
  インフルエンザの予防接種ができたり、
  健康に関する取組みを行っており、社員として心身共に
  健康にいきいきと働くことができている。
 ・業務に対するモチベーションについて、
  従業員の健康を維持すること、
  病気に対して真摯に向き合うこと(回復に努めること)で
  健康意識が高まり、業務に対しての活力やモチベーションが向上した。

Q 健康への意識の変化は、商品のイメージにもつながりそうですね?
⇒・チー坊に込められた「安全、安心、おいしい、健康」な商品を
  製造、販売することで、社会貢献を行っている。
  健康をコンセプトとした商品を製造、販売する従業員が
  健康への意識を高めなければ商品の良さをお客様に伝えることは難しい。

Q 今、チチヤスが力を入れておられるのはどんな取り組みでしょうか?
⇒・特定保健指導の受診率増加。実は2年前まで実施率0%だった。
  病気の予防・早期発見、重症化予防のためにも
  健診後のフォローが大切だと気付いた。
 ・就業場所に保健師を招き、就業時間内で指導が受けられる体制を整えた。
  90%以上の受診率達成。

Q 生活習慣病健診の対象年齢も引き下げられたそうですね?
⇒・本来、35歳以上が協会けんぽの補助対象となる生活習慣病健診を
  30歳以上の社員から受診義務とし、病気の予防・早期発見、重症化予防を行う。
  就業時間内に健診の受診が可能で、費用は全て会社負担。(オプション除く)
  健康リスクの高まる40歳以上の社員で人間ドッグを希望する場合、
  少額の自己負担で受診可能。
  充実した検査項目のある健診で、病気の予防・早期発見、重症化予防を狙う
 ・協会けんぽ広島支部主催の健康づくり講座で「ヨガ・ストレッチ」を開講。
  先日もおひトレ岩崎浩美さんに来てもらって実践。
  就業時間内に受講可とし、社員同士のコミュニケーションを図る場としても活躍。

Q 健康経営を続けるうえでの、今後の目標、展望を教えてください。
⇒廿日市市の企業において、初のブライト500認定取得
  健康食品を扱う企業として、
  会社や学校をはじめとする地域社会全体の健康づくりに貢献
  ミルクマスター(社内資格)を活用し、食育活動の幅を広げる



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