出演:ベンダ工業株式会社
社長 八代一成さん
総務部 木村雄輝さん
Q ベンダ工業はどんな会社ですか?
⇒(八代社長)
・車などのエンジンを始動するときに必要なリング状の歯車である“リングギア”や、
ドライブプレートと呼ばれる製品を主に設計・製造・販売する企業。
・現在、日本・韓国・中国・タイ・ベトナムの5か国に生産拠点がある。
・父である先代が残してくれた言葉であり弊社の品質方針になっています「品質は命なり」、や
人財育成方針となっている「出る杭を育てる」という言葉を大切にしている。
Q 来年2024年は60周年を迎えますね?
⇒(八代社長)
・ベンダ工業の未来に向け、2025年度を最終年度とする
ベンダグループとしての第4次中期計画を策定。
この中期経営計画では、自動車の電動化の進展に向け
弊社の事業構造の変革を目指していくもの。
具体的には3年後にハイブリット並びに電気自動車EV用の製品の構成比率を
全体の30%にまで高めていき、
2030年代前半には既存製品である内燃エンジン用製品と
半々の構成にすることを目指している。
・その実現の為にもベンダ工業の未来は、健康な社員によってつくられるので、
社員の健康はとても大切にしている。
Q 海外拠点も含めてとなると、想いを共有したり、
施策を統一していくのは大変そう。
⇒(八代社長)
・海外も含めて、未来に向かっての想いと施策の統一を図っていくために、
5か国にありますベンダグループ各社が1つのベンダを表す
「ONEBENDAプロジェクト」といった横串的プロジェクトを通じて、
やりがいをもって、
健康で長く働いて頂ける職場風土の醸成や環境作りに力を入れている。
Q 社員の健康のために、今、ベンダ工業で力を入れているのはどんな取り組み?
⇒(八代社長)
・従業員同士のコミュニケーションの活性化など
社員が活き活きと働ける環境づくりに特に力を入れている。
このほか、運動機会の提供や、睡眠時間の改善、
ストレスチェックの改善対策としてメンタルヘルスセミナーなどに取り組む。
Q どんな活動で従業員同士がコミュニケーションを取っている?
⇒(木村さん)
仲の良い従業員が集まって山登り同行会を作って活動したり、
サッカーが好きな従業員が集まってフットサルを行ったりしている。
また、半期に一人5,000円を上限に使用できる
コミュニケーション援助金という制度がある。
制度を活用して部内の懇親会や他部門と合同で懇親会を行ったりしている。
Q 去年、会社の食事から健康をということで、新しい社員食堂を作られた。
社員食堂の評判はいかがですか?
⇒(木村さん)
これまで冷たいデリバリー弁当だったが、温かいご飯が食べられて大変好評。
Q 八代社長はいかがですか?
⇒(八代社長)
コロナ禍ではパーテーションがあったり、黙食を余儀なくされていましたが、
今はパーテーションもなくなり、
社員の皆さんの笑顔や笑い声の日常が戻ってきたこと事が最も嬉しく感じている。
Q ちなみにお二人はどのメニューが好きですか? 何か感じる変化は?
⇒(八代社長)
食べても食べても上に乗ったカツが減らないボリューム満点のかつ丼や、
ゴロゴロとした卵が残ったタルタルソースのメニューが好き。
酢の物が苦手だが、会社で出されたら食べられる。
管理栄養士の方が考えたメニューなので、健康もしっかり考えられている。
(木村さん)
唐揚げ。
バランスよく食べられていい。
Q 来年60周年を迎えるにあたり、
未来に向けて、ベンダ工業をどういう会社にしたいですか?
⇒(八代社長)
今私達が社会から求められていますのは、ESGやSDGs、
脱炭素経営やDXを通じた生産性の向上と非常に多岐にわたっている。
その為昨年度弊社はベンダグループの存在意義や使命、ありたい姿や、
共有する価値観や行動指針であるミッション・ビジョン・バリューを再定義した。
来年の60周年を迎えるに当たり、祖業である「製造事業」と、
コロナ禍に生み出された「エンジニアリング事業」の先ずは2つの事業で
「人と環境に優しいものづくりとサービスを通じ、
サステナブルな社会の実現に貢献できる企業グループを目指して参りたい。
その為にも未来へとつながる、社員の健康を引き続き大切にしていきたい。