鍼灸院満月 木坂智美院長
Q そもそも生理痛はなぜ起こるのか?
⇒痛みを引き起こすホルモンが過剰に作られるから。
月経は毎月痛くて苦しいのに「これが当たり前」だと諦めている方もいるかも。
身体にとっては正常な事ではない。
徐々に痛みが悪化しているなど、病気が隠れている可能性もあるので、
症状が辛い方は病院で診てもらうのもよいかもしれません。
Q 「えんまん。」のともちゃんといえば「きょうのツボ」ですが、
生理痛に悩まれている方にオススメのツボはどこですか?
⇒「関元(かんげん)」。
生理痛にオススメのツボで、
婦人科系に関係する不調、月経不順などでもよく耳にするはず。
トイレの回数が多いな、とか抜け毛が気になるな、
という方にも注目してもらいたいツボでもある。
Q 「関元」はどこにあるツボ?どう押せばいい?
⇒・おへそから、指4本分 下の位置にあるツボ。
両手の中指の先を合わせて、軽く圧をかけるように押して離す・・・
これを5~10回ほど押してください。
さらに、おへそを起点に、恥骨の上際から、胃まで、
大きく 「の」 の字を書くように手のひらで摩擦すると効果が期待できる。
これを、3~5回ほど繰り返す。
あとは、温めることもいいので、
ドライヤーをつかったりカイロをつかったりして試してみて。
Q ドライヤーはどのように使えばいいのでしょう?
⇒チクッと熱さを感じるくらいでやめる。
熱風を当てすぎて、やけどしないよう注意。
Q 生理痛で、その他におススメのツボはありますか?
⇒骨盤の一部である「仙骨」(背骨の一番下にある三角形の骨)にある
上髎(じょうりょう)、次髎(じりょう)、中髎(ちゅうりょう)、
下髎(げりょう)も効果的。
左右4つずつ、計8つあるツボ。
副交感神経に刺激を入れることが出来るので
交感神経の昂りを抑えてリラックスした状態になり、痛みを和らげる。
また仙骨をあたためることで骨盤内の血流をよくして痛みを緩和させましょう。
しっかりと、やや強めの力で押すのがポイント。
Q 背中や腰のツボ押しは一人ではなかなか難しいですね・・・
⇒ご家族の方や友達がいたらぜひ押してもらいましょう。
押してくれる人がいないけど気になるというかたは、
ぜひお気軽に、近くの鍼灸院や整体にいってみてください。
Q ツボ押しで注意点はありますか?
⇒そこまで気にかけることはないと思いますが、
つぼを押して気持ち悪くなりそうなど
自分自身の体調を気に掛けながら行うといいと思います。
病気が原因で不調をきたしている場合もあるので、定期的な婦人科検診は大切。
いつもと異なる症状が現れたら、婦人科のお医者さんに相談してください。
Q ちなみに、ともちゃんがいつもやっている
自分なりの健康法やルーティーンは?
⇒ストレッチポールを使ってその上に寝転び、瞑想。
(呼吸を意識して、何も考えない時間をつくる)頭もすっきりして、 おすすめ!