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がん検診を受けよう!


ゲスト

広島市健康推進課 保健師 前川 優希さん

内容

Q 「がん」と聞くと、広島県の「がん検診啓発特使」を務められているデーモン閣下さんが、
 2024年6月に早期がんが見つかり、手術をしたというニュースもありました。
 がんになる方は今、多いんですよね。

A 「がん」は日本人の2人に1人がかかると言われている身近な病気。
 広島市でも、市民の約3割が「がん」で亡くなっている。
 がんは早期の場合、自覚症状がないことがほとんどのため、
 気が付いたときにはすでに進行していたという場合もある。
 でも、デーモン閣下さんのように、早期発見であれば、治る病気でもあり、
 近年では約9割の方が治るとも言われている。
 自覚症状のないときに、定期的にがん検診を受けて、がんが見つかっても早期に治療をする、
 ということがとても大切。

Q お勤めの方は、職場などでがん検診を受ける機会があると思いますが、
 広島市でもがん検診を行っているんですよね?
 広島市では、どんな種類のがん検診が受けられるんですか。

A 国が推奨している5つのがん、胃がん、肺がん、大腸がん、子宮頚がん、乳がんの検診が受けられる。

Q がん検診を受けたことがない方のために、改めてどんな検査なのか教えてください。

A 胃がんは、バリウムを飲んでのエックス線検査を受けていただく。
  50歳以上の方は胃カメラによる検査を選択することも可能。
 ・肺がんは、胸のエックス線検査で、肺にがんを疑う影がないか調べる。
 ・大腸がんは、検便を2日分行ってもらい、便に血がまざっていないかを調べる。
 ・子宮頸がんは、ブラシなどで子宮の入り口部分の表面を擦って、採取した細胞を顕微鏡で見る検査。
 ・女性のかかるがんで一番多い乳がんは、2枚の板の間に乳房を挟んで圧迫し、
  薄く伸ばして乳房専用のエックス線で撮影する。

Q レントゲン検査だったり、検便だったりと、恐れるものではないので、
 ぜひ気軽に検査を受けていただきたいですね。どこで受けることができるんでしょうか。

A 肺のレントゲン検査でわかる肺がんは、日本人のがん死亡の1位ですし、
 大腸がんはがんの中でもかかる率が一番高いがんです。
 かかりつけの医療機関がある場合は、日頃の受診の際にがん検診が受診できるか相談してみてください。

Q かかりつけがない場合などはどうしたらよいでしょうか。

A 広島市のがん検診は、医療機関だけでなく、公民館や集会所などの集団検診で受けていただくことが可能。
 このほか、スーパーやショッピングモールでの検診や、日曜・夜間の検診を実施していることもあるので、
 ライフスタイルにあわせて、ご都合のいい会場や日程で検診を受けられる。
 集団検診は、インターネットからも予約可能。

Q 広島市のがん検診は、誰でも受けられるのですか。

A 広島市のがん検診受診券をお持ちの方に受けていただくことが可能。
 受診券は、子宮頸がんは20歳以上、それ以外のがんは40歳以上の国民健康保険にご加入の方などにお送りしている。
 そのほか、ご加入中の健康保険でがん検診を受ける機会のない方は、
 受診券をお送りできる場合がありますので、お住いの区の保健センターにご相談ください。

Q 定期的に検診を受けることが大切、ということでしたが、どのくらいの頻度がいいんでしょうか。

A 受診の頻度はがん検診の種類によって違っています。
 エックス線検査による胃がん検診・肺がん検診・大腸がん検診は年に1回、
 胃カメラによる胃がん検診と乳がん検診、子宮頸がん検診は2年に1回の受診が推奨です。

Q 先日、このコーナーで子宮頸がんについて取り上げたんですが、若い方も早期発見のために、
  しっかり検診をうけていただきたいですね。

A 子宮頸がんは、近年20~30歳代で増加。進行すると、子宮を全摘する手術が行われることがあるため、
 妊娠や出産ができなくなるほか、後遺症に悩まされることもある。
 広島市では、ことし4月1日時点で20歳の女性に子宮がん検診の無料クーポン券を送っている。
 無料で子宮頸がん検診を受けることができる機会はこの1回だけ。
 ぜひ、20歳のうちから、がん検診を受けて、2年に1回、定期的に受診することを習慣にしていただきたいです。

Q 乳がん検診も無料クーポンが配られているそうですね!

A ことし4月1日時点で40歳の女性に対し、無料クーポン券を送っている。
 定期的な受診と、日頃から自分の乳房の状態に関心を持ち、
 しこりや乳頭からの分泌物など乳房の変化を感じたら、すぐに医療機関を受診することが大切。

Q 定期的に受診をすること、自分の体のことに興味を持つことが大切ですね。

A アンケートで検診を受けていない方に、がん検診を受けていない理由を聞くと、
 「健康状態に自信があり、必要性を感じないから」といった理由や、
 「心配なときはいつでも医療機関を受診できるから」という回答が上位を占めるという結果になった。
 がんは早期発見、早期治療が大切。症状などが出てきて心配になる前に、がん検診を受けて、
 「今年も何もなかった、安心だ」と思って過ごしてもらいたいですし、
 がんが見つかっても「早期発見だったから大丈夫だった。がん検診を受けてよかった」と
 デーモン閣下さんのように言っていただきたい。

Q 広島市の受診券の使用期限はいつまでですか?

A 使用期限は3月末、無料クーポン券の使用期限は2月末。
 年度末はかけこみ受診で病院が込み合い、希望日に予約がとれないといったことも例年あるので、
 今年度まだがん検診を受けておられない方は、ぜひこの機会にご受診ください。



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