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環保協の健康経営と人間ドック


ゲスト

一般財団法人 広島県環境保健協会 健康クリニック 看護課 上本朱美さん

内容

Q CMでも耳にする環保協ですが、どういった組織ですか?

A かんほきょうは「みんなの生命をまもりつづけたい。」を基本理念として、
 健康づくりと住みよい環境づくりに取り組み、
 持続可能な社会の発展に貢献させていただく組織です。
 具体的には、3つのセンターがあり食や飲料水、大気や水質に関わる検査を行う環境生活センター、
 県内にある公衆衛生協議会を支援する地域活動支援センター。
 そして、人間ドックなどの各種健診、2次検査を行う健康科学センターの3つの専門分野で活動しております。

Q かんほきょうでは、健康経営に取り組まれているそうですね?
 昨年度には、広島県から、「健康経営優良企業の表彰」を受けられたとか。おめでとうございます。

A ありがとうございます。かんほきょうでは、職員の健診結果をもとに毎年重点課題に取組んでいます。
 一昨年、肝機能の有所見者の提言を重点課題として、望ましい生活習慣を職員に促す取り組みを
 行ったことが評価されました。
 また、健診機関としても、地域の皆さんの健康をサポートすることにも力をいれています。

Q 人間ドックのお話がありました。私は年1回、必ず決まった時期に
 人間ドックを受けるようにしているんですが、仕事でなかなか受診できないという声もききますね。

A 確かにそういった声も耳にしますね。
 人間ドックと言えば1日がかりといったイメージがあるかもしれませんが、
 最近はシステム化され、検査内容にもよりますが午前中で終了する健診がほとんどです。
 午後ドックというのもあって、朝スタートと同じ内容の健診内容で、
 さらにスピードアップされているので、忙しい方には特にお勧めです。
 働き方や、ライフスタイルも以前とは変わってきていますので、生活スタイルにあわせて、
 お勤めの方だけでなく、ご家庭の介護や育児でご多忙な方にも、
 年に1度は、ぜひ健康診断を受けていただきたいです。

Q 人間ドックはちゃんと受けるけど、結果をもらってそのままという人も、中にはいらっしゃいますよね。

A そうですね。受診されて一安心となりやすいですが、結果の確認がとても大事です。
 例えば、検便検査で陽性判定が出ているという方。
 1回だけ陽性だから大丈夫と思われがちですが、お口から出口まで、出血するところはありませんので、
 一度でも陽性判定が出たら、本当のことを確認することがとても大切です。
 大腸がんに関しては、男性の死亡原因第2位、女性に至っては1位となっています。
 そう聞くと怖い気がしますが、早期に検査を受けることで、大腸がんになる前のポリープが発見できたり、
 切除することでがんを予防することができます。
 ポリープがあってもほとんどの場合が検査の時に切除できますので、
 腸の健康診断というイメージで受けて頂くことをお勧めしたいです。

Q その他に、検査結果の中で、放置されがちな項目はありますか?

A 血圧の高い方や、血糖の高い方ですかね。
 どちらも、自覚症状がない場合がほとんどないので、そのままになっている方が多い印象です。
 実際に、高血圧の場合は、血管に高い圧がかかり続けることで壁が厚くなり、狭く詰まりやすくなります。
 通常では、症状が出ないので、気が付かないうちに血管がボロボロになって、
 ある日突然、脳卒中や狭心症、心筋梗塞などを引き起こして倒れてしまうことがあります。

Q 血糖値を高いままにしていると、どんな危険性がありますか?

A 血糖値も高いままにしていると、血液中に多量に存在するブドウ糖が血管を傷つけることがわかっています。
 その結果、3大合併症と言われる網膜症、腎臓病、神経障害を発症してしまう恐れがあります。
 皆さんお忙しいとは思いますが、健診結果を確認して、必要な検査を受けることで、
 初めて健康診断の目的達成になりますので、ぜひ結果をご確認いただけたらと思います。

Q 再検査が出た場合、一般的にはどうしたらいいのでしょうか?

A かかりつけや、お近くの病院に結果を持参してご相談するのが一般的かと思いますが、
 健康診断を受けた施設に尋ねてみるのも良いかと思います。
 一番やってはいけないのは、自己判断でそのまま放置することです。

Q 健康経営が気になる、あるいは支援してほしいという企業の方もぜひ相談していただきたいですね。

A 健康経営を推進する事は、従業員を健康にし、企業を元気にし、
 ひいては広島県民の健康づくりにつながっていきます。
 かんほきょうは創立以来、県民のみなさまから生涯にわたって
 信頼されるパートナーとなれることを目指しています。
 インターネットで平仮名で「かんほきょう」と検索していただくと、
 ホームページにお問い合わせフォームがあるので、ぜひご連絡ください。



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